樋口美沙緒さんのパブリックスクールシリーズ第6弾。
現在連続刊行ペースの為、ついこないだ本線のエドワードとレイの続編が出た
ばかり。
数か月後ですぐにスピンオフシリーズ最新作まで読めるなんて、なんて贅沢な。。。
この執筆ペースには驚かされるばかりです。
色んなシリーズを並走されてらっしゃる作家さんです。
このシリーズで樋口先生のファンになりました。
最初はパブリックスクールと重たく陰湿そうなテーマに惹かれず遠ざけていました。
凪良先生のファンだったので、日常系が好きなんだ。と思いながら。
でもちるちるのサイトでの高評価や年間ランキングでも常に上位にある事から
意を決して読み始めました。
そこからはもう読む手が止まらなくて、一気に既刊シリーズ3冊を読みました。
いやー、面白い。かなり面白くツボだった。今まで読まなかった自分に反省。
そして、待ちに待った今回の最新作。
本当はいつものごとく電子化を期待していたのですが、やっぱり同日発売はなし。
どーーしてもこのシリーズはすぐに読みたかったので並びましたよ。
近所の本屋に開店早々。
すると何やら列が。。。え？なに？絶対パブリックスクールじゃないよね（笑）
若い女子中高生が群がっている。。。。
店員さんも「おひとり様1冊まででお願いします」と注意喚起。
そわそわ
紛れるように入店。
わたしのお目当ての本はまだ並べられておらず、だよねー。朝イチだもんね。
と思って女子たちの群がりを先に確認。
みな同じ雑誌を持っている。。。。
Ｍｙｏｊｏ！！！！
さてはジャニーズか。と表紙をチラ見。
Ｈｅｙ！ｓａｙ Ｊｕｍｐでした。
いやー、人気だね。さすがだね。
確認が完了したところで本題。はいはい。まだ店頭に並べる前だよね。と
思いつつ、店員さんに声かけ。本当はＢＬ本で男性店員に声かけるのは嫌だったの
だけど、向こうは仕事だし気にしないだろうと思ってきっぱり聞きました。
キャラ文庫の新刊、タイトル言っただけでササっとだしてくれました。
ホクホクで帰宅。
このスピンオフシリーズは前作も書籍で購入して1回しか読めていなかった。
そのため、思い出すためにも一度速読でざっと予習。
かなり分厚くて上下段になってるのでちときつかったけど1時間くらいで取り合えず
粗方読む。
そうだそうだと思い出しながら人間関係とか組み立てて行きました。
わたしは圧倒的に本線のレイと言うキャラが好きなので、今回のケイトは少しキャラ
が被るな。と思いながら読んでました。でもこれもこれで素敵なカップルですよね。
今回は前回のすぐ続きからだった。
新キャラも出てきて2人の間をかき回すけど、キーになった話としてはスタンが
ヴァイオリンをもう一度始めるというエピソードだった。
樋口さんらしくとても丁寧に話が進んで行き、本の分厚さに納得。
かなり浮き沈みはあり結構シビアな内容ではあったけど、樋口さんらいしな。と
思いながら読み進めました。
もう少し二人が仲いいシーンが見たかったなと思いたけど、成長を感じる巻
だったので良しとします。
大学編とかまだまだ書けそうなシリーズですな。
本線のエドワードとレイが既に高校を卒業してしまっているから、タイトルに
沿うのはこちらの2人なのでしょう。
わたしはギルが好きなんだよな。。。彼のスピンオフもまた読みたい。
と言う事で、今日1日はしっかり読書を楽しめたので満足です。
小さい文字が読みづらいけどもう1回は読もうかな。
