日々是好日

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鬼滅の刃 20巻 感想

やっと出ましたね!

当初5月1日発売でしたが、コロナ影響で13日に変更されてました。

表紙は縁壱。

ただ私としては19巻の続きとしてひたすら不死川兄弟を心配しておりました。

この頃はまだ本誌派ではなかったため、ハラハラ手に汗握りながら読みました。

 

無一郎・不死川兄弟・非鳴嶋と4人が死闘を繰り広げるわけですが、

やはり深手を負った無一郎と玄弥がどんどん傷ついていく姿が辛くて辛くて。

2人とも役に立って死にたい。と言う思いが痛いほど伝わってきました。

上限壱はさすがの強さでちょっと引く。

 

黒死牟は縁壱と双子の兄弟であった事がここで明かされます。

生まれながらの天賦の才を持って生まれた縁壱。それを憎らしく思い弟と離れて

過ごした黒死牟。

縁壱はそんな兄を心の底より慕っており、唯一貰った笛を大事に懐にしまって

生きてきた。

最後の2人の邂逅。

痣者にも関わらず生き続ける縁壱。鬼になって行き伸びている黒死牟。

兄を憐れみ涙を流しながらも現役さながらの剣術で兄を切ります。

一太刀の後に天寿を迎えそのまま動かなくなる縁壱。

その縁壱を更に切りつける黒死牟。切った着物からはあの日渡した笛が出てきました。

ここで泣いた。

 

どこまでも不運な黒死牟であったけれど、彼はどうすれば幸せな運命を生きられた

のでしょうか。2人一緒に暮らしていれば少しは違ったのかもしれません。

 

さて、一方で無一郎と玄弥はそれぞれ戦闘中の黒死牟に致命傷を負わせます。

そして2人は絶命する。。。。

どちらも大きく体を欠損しており、見ているこっちが本当に辛かった。

ここまでボロボロに描かなくても。。。と目を瞑りたくなりました。

 

最後、黒死牟は化け物と化した自分自身の姿に絶望し、その体は崩れて行きます。

 

大きすぎる代償の戦いでした。

 

無残戦に向かう1つ1つの戦いがどんどん辛さが増している。

 

21巻は無一郎と玄弥の死の直前から描かれる事になるでしょう。

こんなの最初から号泣するに決まってる。

実弥はまた家族を目の前で失ってしまう。彼はどうしてこんなにも不幸なのだ。

1人くらい大切な人を残してほしかった。本当に辛い。。、

 

メソメソしてましたが、巻末のキメツ学園でちょっと浮上できました。

何と言っても伊黒さん搭乗です。

燃え袖・マスクは可愛すぎる。定食屋に蜜瑠がいないか毎回電話で確認するんだって。

ああ可愛い。ここの作画もなんだか凄くきれいだった。

 

今回は殆ど縁壱ターンだったので、読み返しは少ないかもしれない。

辛すぎるシーンが多いから。

 

本誌が幸せなターンに入ったので、ひとまずそちらを楽しみに待ちます。

本当に来週最終回なのかな!?気になる~