ついに来てしまいました。最終回。
引き延ばしはあるだろうと噂されてましたが無事終了。
ここからはあくまでも私の個人的見解です。
引き延ばしの話は勿論あったと思います。これだけの社会現象になった作品
ですから、出版社も逃す手はない。
そこに劇場版の決定のニュース、普通なら終わるわけにはいきません。
過去の映画化作品にしても、ずるずると映画まで連載を引き延ばされ、凄いときは
最終回を映画公開日の翌週とかに合わせてきた作品もあります。
鬼滅の刃も配給会社が大手であるから宣伝上、原作のプロモーションは必須で
あったと考えられます。
そんな中、終えられた最大の要因はコロナウィルスの影響であると考えます。
通常なら映画の公開日まで1週ごとにネタを計画立てて打っていき、映画公開
2週間前くらいが映画プロモーションの最大の山場になります。
本来なら夏に人気投票結果発表~の最終回クライマックス~映画公開と行きたかった
のではないでしょうか。
それが今回のコロナ影響で映画の公開日は不確定(10月16日と告知しましたが
現状不安要素は拭えません)
おそらくアフレコ・アニメ制作の遅延も予測されます。
そんな中で、映画のためだけに原作を闇雲に引き延ばす事は得策ではないと出版社
も判断したのではないかと考えらます。
ただし、当初は引き延ばしを予定していたため、途中で方向転換をせざるを得なく
なり、少ない話数で畳まなくては行けなくなったのではないか。と推測します。
そのため、最終回の数話前から急にキャラクターの死の描き方が割愛、もしくは
1話に凝縮される形になったのではないかと。
そして最後はいきなりの現代、、、これは先生が当初から決めていた形なのかは
知る由はありません。
ただ、唐突感は否めません。
畳み方が分からなくなってしまったのかしら。とも思ってしまいました。
だって炭次郎たち生き残ったメンツの死が描かれてない。
現代パートのみ。
鬼のいない世になり幸せな最期を迎えたのだろうけど、それでも見たかった。
せめてカマボコ隊はきちんと描いてほしかったと思ってしまいます。
この最終回は賛否両論間違いなしですが、先生が描きたかった形であるのかだけが
気がかりです。
1つの作品を、人気作をきちんとした形で、納得する形で終わらせるのって本当に
難しいんだな。とつくづく感じました。
かなり好きな作品だっただけに、このような畳み方は少し残念に感じました。
でも色んな方の感想を今日見て、少し留飲は下がった気がします。